油圧ディスクに初挑戦!!

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nakamura13title.jpgこんにちは。名古屋みなと店の中村です。

お恥ずかしい話ですが、実は僕は今まで油圧式ディスクブレーキに触ったことがありませんでした。

理論とやり方は知っていたのですが、実際に販売や修理となるとなかなか機会がなくて、やらずじまいでした。

しかし、さすがにそのままではまずいだろう!と自分で思い、自分の自転車に取り付けてみることにしました。
 


今回取り付けるのはこちら

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K2 JPN2.0(2004年モデル)に
シマノ BR?T605、BL?T605(クロスバイク用LX)

本当なら2フィンガータイプにしようかなとも思っていたのですが、主に乗るのは自分ではなく自転車初心者の女性なので、あえて4フィンガーのレバーにしてみました。

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そういうわけで、一つ一つ部品を取り付けていきます。

まずはローター。

自分の持っているホイールが六穴タイプだったのでこのタイプで取り付けをします。

このローターをつけるときの注意点は、ネジの締める順番です。

車のホイールを交換したりする時に閉めるのと同じように、6つのネジを順番に、とするのではなく、対角線を描くように順番に締めていきます。

さらに完全に締める時に、実際にブレーキをかけたときに力が働く方向にローターに力を加えながら締めると使用後にずれたり緩んだりというのを防ぎます。

あとはここのネジは結構なめることが多いので、しっかりとレンチを押し付けながら回していきましょう。

マウントアダプターの取り付けですが、僕の持っているフレームの台座は、インタナショナルタイプ。

対してブレーキキャリパーの形状はポストマウントタイプ。

このままでは取り付けできないので、別売りのマウントアダプターを用意します。

マウントアダプターはローターの径によっても種類が違うのでご注意ください。

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次はオイルを入れる準備をします。

まずはホースを適当な長さに切り(カッターナイフでもできますが、真っ直ぐ切りましょう)、コネクターインサートやオリーブなどの金具を説明書にしたがって装着した後レバーとキャリパーに取り付けます。

そしてブレーキレバーをハンドルにセットし、リザーバータンク(画像右上矢印)を地面と水平にして、そこからキャリパーをびろーんと下に垂らします。

ここでの注意点は、キャリパーを地面に付くまではたらさないこと

その状態では上手にエア抜きができませんので、スタンドや台などを使って位置を高くして、空中で止まるようにします。

最悪、適当なハンドルバーだけをどこか高い位置に固定して、レバーをセットしてもよいでしょう。

そしてタンクのふたを開けます。開けると写真右下の様になっています。

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次はいよいよオイルの注入です。キャリパー側にあるブリードニップルを少しだけ回して、そしてミネラルオイルをリザーバータンクに注入していきます。

しばらく注入を続けると、ブリードニップルの先につけたホースからオイルが出て行き、その先の袋に溜まっていきます。その際にリザーバータンクの方はオイルが少なくなっていくので、上からどんどんオイルを足していきます。

この時の基本的であり最大の注意点は、途中で一回でもタンク内のオイルが空にならないようにする、ということ。

空になるとその瞬間空気が混入します。

空気が混入すると、この空気を追い出すのにもう一度最初からやり直す手間がありますのでご注意ください。

ちなみに、僕もやらかしました。

くしゃみをして鼻水が出て、ティッシュを取りに行ってるその間でした。

「あっ!!!」

しかし時既に遅く、オイルはリザーバータンクからなくなりしっかりと空気が入ってしまいました。

ほんの少しならまだしも、しっかりと空気が入っているのでエア抜きのレベルでは対応できず、もう一度オイルを入れ直してエアを追い出すことになりました。

また、この作業時にオイルがこぼれるとホースを伝ってキャリパーに付着することがあります。

そのままパッドを取り付けたりすると音鳴りや制動力に致命的な影響を与えますのでご注意ください。

オイルを入れてしばらくしていると、ブリードニップル側から気泡を含んだオイルがどんどんと流れていきます。

そして、その気泡が出てこなくなったところでブリードニップルを締め、オイルの注入を一旦停止します。

この時点で大きな気泡はほとんどないのですが、実際はまだまだ小さな気泡が残っているため、エア抜きという作業をします。

ブレーキレバーを何回も握り、中の気泡をリザーバータンク側に出します。

時々ドライバーの背などでキャリパーからホースまで、下から上にコンコン軽く叩きながら気泡を上に持っていったりもします。

更にはブリードニップルを半回転ほど緩めながらブレーキレバーを握り、直ぐにブリードニップルを締める、などの作業も繰り返し行い、徐々に中に溜まっている気泡を追い出していきます。

そうすると、もう残っていないかと思われて気泡もどんどんと出てきます。
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写真上のような感じでプクプクと出てきますので、しっかりと抜きましょう。

エア抜きをする前とした後では、レバーを握った感触が違ってきます。

抜く前は、手ごたえがある感触の前に、何かスカスカするような感触があるのでわかるかと思います。

これがしっかりとエア抜きされるとなくなり、手ごたえのある感触が残るようになるので、よくわかるかと思います。

本来ならある程度しっかりと空気を抜くために、ブレーキレバーを握った状態で固定をし、ここから一晩寝かしておけるといいのですが、今回は時間がないためやめておきました。

エア抜きが完了した後は、リザーバータンクを閉じます。

この時、オイルを写真下のようにあふれさせるくらいにして、閉じるようにしてください。

あふれたオイルは、垂れたり他のところに付着したりしないように拭き取った後、周囲をパーツクリーナーなどで軽く掃除するようにしてください。

これでオイル注入などの部分は完了なので、説明書に従ってパッドをキャリパーへセットした後、次は本体へとキャリパーをセットします。

油圧ディスクのセンター出し作業はさほど難しくありません。

ワイヤー式ディスクと違って油圧ディスクは一部除き両側のピストンが動く・自分でパッドクリアランスを調節するという機能があるため、比較的楽に行えます。

僕は、キャリパーを仮止めした後ブレーキレバーを握り、そのままの状態で固定をします。

これだけで、大体ほとんどセンターが出た状態で固定することができます。

あとは何回かブレーキレバーを握って、パッド位置を出せばOKです。

それでもローターが擦ってしまうときは微調整をしたり、ローター自体にたわみが出てしまっていることもありますので専用工具やモンキーレンチでローターを修正したあと、再度チェックをします。


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後輪側も同じことをやって、後はブレーキレバーの角度を調節し、グリップなどを取り付けて、完成です。

やってみた感想は、


「思っていたよりは難しくなかったけれど、結構大変^^;」

今回は初挑戦でしたので、なかなか時間がかかりました。

やはり色々と手探りでやってみたということなので仕方がないのですが、次回やるときはもっと手際よくやりたいものですね。


ちなみに、今回やる上で参考にした資料は、シマノの取扱説明書と、サイメンDVDのディスクブレーキインストールです。
DVDが取説の補足的なものになりますので、シマノの取説を熟読した上でこちらのDVDを見ると、いい勉強になりますよ。

text:名古屋みなと店 スタッフ中村


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