
シーズン開幕まで、あと4ヶ月を切った、「シクロクロス」
このオフシーズンの熱いトピックというと、先日リリースされた
ディスクブレーキの解禁
http://www.cyclingnews.com/news/uci-allows-disc-brakes-for-cyclo-cross
と、
タイヤ幅33mm以下
ディスクブレーキ解禁!?
UCIの規定ではこれまで、シクロクロス競技の規定としては、ディスクブレーキの使用は禁止されていました。
国内でも、UCIのレギュレーションに準拠するカテゴリー1では、禁止となっていましたが、
明確に「禁止」となったのは、2002年のシクロクロス世界選手権での、日本代表の辻浦選手が
ディスクブレーキを使用して、失格となった事から、禁止となっています。
実際に、この頃から700cツーリング車をはじめ、シクロクロスバイクでもディスクブレーキ付きがチラホラと
メーカーからリリースされていました。
失格の理由も、「新技術に関しては要事前申請」という事だったようで、それまでシクロクロス競技では
一般的でなかった、ディスクブレーキが「新技術に相当している」と判断されたようです。
ディスク効果が当時の辻浦選手にどれだけ貢献したかどうかはともかくとして、この時の21位という
"結果"が失格となった事に、国内ファンは落胆でした。
当時、辻浦選手はXTのディスクハブに、AVIDのメカニカルディスクを使っていましたね。
あれから時が流れ、辻浦選手は全日本選手権8連覇
もはや、シクロクロスレースシーンからは、「一般的」でなくなったディスクブレーキが解禁。
ディスクブレーキは、フレームの入れ替えとホイールの入れ替えが必須になるため、
そうそうは移行していかないものの、タイヤ幅が33mm以下というのは、即実行しないといけない
(**カテゴリー1に出場の方に限りますが)レギュレーションなため、
このオフシーズンは、タイヤの張り替え、新調が必須になります。
砂浜や泥のコンディションで有効だった35mmのタイヤが使えなくなる、この新レギュレーション、
もう一つ隠れたブームとなりつつあった「チューブレスタイヤユーザー」もタイヤ幅の制限で、
タイヤチョイスに悩みそうです。
シクロクロスチューブラーの中では、これまで34mmのフレクサスが一番人気でしたが、
今シーズンは32mmが品薄になりそうですね。
早めに確保しておいた方が良さそうです。
シクロクロスWOタイヤでは、一番人気のバスタークロスも新レギュレーションでは使用不可に。
といっても、こちらはカテゴリー1での使用率も低いので、余り影響がなさそう。
しかし、タイヤが細くなったうえに、ディスクブレーキ ともなると、ブレーキのコントロールが難しそうですね。
すぐにスリップしそうです。
ディスク対応のフレームが一時期よりも減っていますが、このレギュレーションでまた増えてきそうです。
シクロクロスのフレームは、ツーリングユースでも人気が高いので、ディスク化はシクロクロス競技以外の
ところで盛り上がりそうです。
また、最近シクロクロスバイクでトレイルを走っていますが、コンディションの良い夏場のトレイルでは、
MTBブロックタイヤよりもグリップに劣るシクロクロスタイヤでも、ディスクブレーキと比較したら
ストッピングパワーに劣るカンチブレーキではレバーの握りすぎで腕がパンパンになります。
ディスクブレーキ化となると、この辺がクリアできますね。
あまりにも効き過ぎてしまうことへの策は、140mmローターの使用を。
カンチブレーキのように、雨でリムが汚れる事もなく、泥による枯れ草のブレーキへの絡まりもなく
競技後の洗車もディスクブレーキ・33mm以下タイヤ化でラクになりそうです。
しかし、シクロクロスは汚れるのも楽しみの一つではありますが。

シーズンインの前に、しっかりとタイヤの準備はしておきましょう。
シクロクロスチューブラー
(まだ6月27日現在、11年モデルのシクロクロスバイクの発表がないので、どのメーカーがディスク化するか等は不明です。)
(スタッフ:樋口)





